こんにちは。
心理セラピストのあいみです。
Q.怒りの感情を感じることにどうしても抵抗があります。
どうすれば感じられるようになるでしょうか?
セラピーをしていると、本当によくいただくこのご質問。
”怒り”と聞くと、何となく激しくて落ち着かないイメージを持ってしまいますよね。
私自身も悩み苦しんでいる時期に
同じ疑問を抱いていたので、
このお気持ち本当によく分かります!
実は、怒りの感情は
私たちが大切なものを守るため
にもとっても大切な感覚。
にも関わらず、多くの方が苦手意識を持っている感情のひとつでもあるのです。
では、この苦手意識を和らげて
怒りの感情を感じられるようになるためには
どうすればよいのでしょうか。
本日は、こちらのご質問にお答えしていきたいと思います^^
怒りの感情に対する悪いイメージを変えましょう

怒りの感情を感じられるようになる方法。
それは、怒りの感情に対する
悪いイメージを変えることです。
・怒ることはみっともない
・怖かったお父さんお母さんみたいになりたくない
・怒ることは悪いことだと教わった
もしかしたらあなたは、怒りという感情にこういったイメージをお持ちではないでしょうか?
だとしたら、このイメージが怒りの感情を感じることを禁止している原因になっている可能性大!
これから、怒りの正しい役割を知ってこのイメージを変えていきましょう。
怒りの感情の本来の役割とは??

本来、怒りの感情は悪者ではなく、
私たちの大事なものを守る
ための大切な感覚です。
ライオンの赤ちゃんが襲われそうになったら
お母さんライオンは赤ちゃんライオンを守るため、襲ってきた敵に飛びかかりますよね。
この時のお母さんライオンの行動は
”敵を攻撃する”
というよりも
”大切なわが子を守る”
という意図で行動しているはず。
この、大切なものを守る力強さが”怒り”であり
これが本来の”怒り”の感情の役割なのです。
怒鳴って大声を出しているのは怒っているのではありません

例えば、小さい頃にお父さんお母さんが怒鳴っている場面を見ると、私たちはこんな風に思ってしまいがちです。
お父さんお母さんが怒っていた
→大声を出していた
→イヤな気持ちになった
→私は怒らないようにしようと決めた
あなたも心当たりはありませんか??
ですがここでひとつ、朗報があります!
この時のお父さんお母さんの表現は
感情をぶつけている
のであって
怒りを表現している
のではないのです。
だからもしも、あなたのイメージしている怒りがこういった経緯で身に付いたものなのであれば、今日から”怒り”に対するイメージをアップデートしていきましょう。
大切なものを守るためにも、怒りの感覚を取り戻そう!

もしも怒りの感情が使えないままでいると、
私たちは大切なものを守れなくなってしまいます。
それは、大切な人に対してだけでなく
私たち自身に対しても同じです。
怒りの感情を活かせるようになるということは
NOを言えるようになる
ということ。
私たちの大切な心に土足で踏み込まれないためにも、怒りを感じることに許可を出してくださいね。
禁止するのではなく適切に活かせるようになると、日々のモヤモヤもすっと消えていくはずですよ^^
1人で取り組むのは難しい。
私の場合はどうすればいいの?
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ1度、体験カウンセリングにお越しください。
あなたの心のバランスを整えるお手伝いをさせていただきます!